Interview
「できた」の瞬間に
立ち会える、
それが一番のやりがい
入職8年目
デイサービスひろば 児童指導員
入職の動機
前職は小学校教員として5年間勤務。退職後も「人と関わる仕事がしたい」という想いは変わらず、一人ひとりとじっくり向き合える福祉の仕事に魅力を感じました。3人の子どもを育てる共働き夫婦のため、家庭と両立しやすく残業が少ない勤務体制も、この職種を選んだ理由の一つです。
当学園を選んだ決め手は、自宅が竹原市内にあり通勤の負担が少ないこと、そして利用者一人ひとりと丁寧に向き合える現場環境が整っていたこと。おかげで家事や育児と両立しながら、趣味の時間もしっかり確保でき、充実した毎日を送れています。
仕事内容と魅力
現在は「デイサービスひろば」で児童指導員として、日々子どもたちと関わっています。遊びや活動を通して、生活習慣やコミュニケーション力を育むほか、児童発達支援管理責任者として支援計画の作成や保護者面談、職員間の連携など幅広く担当しています。
やりがいを感じるのは、子どもの成長を実感できる瞬間に立ち会えたとき。できなかったことができるようになったときの笑顔や自信に満ちた姿を見ると、これまでの関わりや工夫が形になったことを実感します。責任は大きいですが、その分やりがいも非常に大きい仕事です。
印象に残っているエピソード
学校に行けず悩んでいた子どもと、特別支援学校高等部への進学を目指し、面接や発表、コミュニケーションの練習に取り組んだことが印象に残っています。子どもが前向きな気持ちで続けられるよう、活動内容や声掛けに工夫した関わり方を意識しました。その結果、見事合格。今では学校に楽しく通い、「デイサービスひろば」も今年度で卒業を迎える予定です。こうして子どもが自信を持って、新しい環境へ踏み出す姿を見送れることは、私にとって大きな励みになりました。もちろん、保護者との意見の食い違いに悩むこともありますが、それも自分の成長につながる大切な経験だと感じています。
大切にしていること
大切にしているのは、「自分が楽しむ姿を子どもたちに見せること」です。大人になることに不安を感じている子や、日々を楽しめていない子もいる中で、子どもたちが笑顔で前向きに過ごせるよう、自分自身がまず楽しむ姿勢を心がけています。
また、保護者にはしっかり寄り添いながらも、将来を見据えて「今やるべきこと」を丁寧に伝えるよう意識しています。子どもと保護者、双方と信頼関係を築くことが、より良い支援の基盤になると考えています。
今後の目標
職員も子どももご家族も、誰もが前向きで明るく過ごせる環境をつくることが目標です。その実現のために、自らの支援スキルや知識を高め、より質の高い支援を提供できるよう努めたいと考えています。周囲と協力し、誰もが安心して過ごせる場を育んでいきたいです。
プライベート時間
休日は家族との時間を大切にし、キャンプやわが子とのお出かけを楽しんでいます。趣味はゴルフ、野球、そして釣り。釣り好きな職員も多く、休憩時間には釣果や次回の計画で盛り上がることもしばしば。ときには仲の良い職員と県外まで足を延ばし、一緒に釣りを満喫することもあります。
ある1日の流れ
[ 児童指導員 ]
8:30
出勤・掃除・受け入れ準備(メール、送迎確認、教材準備など)
10:00
未就学児の療育活動、支援計画の作成、保護者とのコミュニケーション
11:30
記録作成・午後の準備
12:15
休憩
13:00
記録整理、保護者との会議など
14:00
就学児(小1~高3)
の送迎、療育活動
17:00
退所